勝負仲間
私が水泳を始めるきっかけを作ってくれたのは、高校時代の友人Mです。彼とは30年以上にわたってのつきあいです。当時私はバスケット部。彼は山岳スキー部でした。以来、5~6人で、毎年忘年会や飲み会を続けているのですが、ある年の忘年会でMがフルマラソンに挑戦していることを知りました。大学時代に陸上をやっていたオトコなので、それ自体はたいして驚きませんでしたが、驚いたのはその内容でした。サブスリーランナーである彼は、なんと当時1日20~30㎞を走るといいました。それも会社の昼休みなども昼食なしでトレーニング…。凄い。
もともと瞬発系のスポーツを好んできた私は、年齢と共にその衰えもよくわかっていました。ですから、今のように「ピークは60代」などとは思いもよらず、「もうトシかな」と思っていたところでした。そこに彼の話。しかも、親友の実話。これはインパクトがありました。集団でも、「常識」と思っていたことを誰かがブレイクしてしまうと、あっというまにその「常識」は消滅するということはよくありますが、私もまさにそれでした。そうか、まだ鍛えることもできるのか…「中年しろうとスイマー」誕生の種が蒔かれた瞬間でした。
そして、忘年会のたびにお互いの「勝負」を語るようになりました。今ではこうした「勝負」を語れる仲間がずいぶん増えました。「プール環境」のところでも書きましたが、10の施設に出没している私は、それぞれに知り合いができました。
水泳以外でもたくさんの仲間ができました。スポーツクラブのインストラクターであるTくんは、自転車競技の選手。父親は私と同い年で昨年まで競輪の選手で鳴らしていた方です。彼の太ももの太さは私の1.5倍はあります。オソロシイ体力をしています。Sくんはラグビー。大学の得点王になったという韋駄天。彼とする瞬発系の話は楽しいです。Mくんはサッカー。Gくんは、トライアスロンです。みな、私の半分くらいの歳ですが、勝負話に年齢はありません。接骨院で知り合ったKさんは、総合格闘技。「プライド」出場を狙って特訓しています。私と同じくヒザを痛めて苦しんでおられますが、志を持ってがんばっていらっしゃいます。テレビに登場する日を楽しみにしています。職場のOさんは、ゴルフのトーナメントアマ。60歳を越えてなお闘志満々。仕事前にも練習場でひと汗流してきます。
…などなど、「勝負」仲間が増えるのはとても楽しいことです。昨日は、他のクラブから「こっちに来ない?リレーも組めるし、燃えてる人いっぱいいるよ」というお誘いをいただきました。より勝負話ができるならいいかな、とも思っています。
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